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コスメ選びを楽しむための基本の考え方
コスメは見た目の印象を変えるだけでなく、日々の気分を高めてくれる魅力があります。しかし、種類が多いため「どれを選べばいいかわからない」と迷ってしまう方も多いはず。本記事では、楽しみながら自分に合ったコスメを見つけるための基礎知識や、選ぶ際のポイントを3回に分けて紹介します。
「好み」と「似合う」はどちらも大切
コスメを選ぶときは、好きな色や質感を基準にしても構いませんが、実際に使ってみると「似合う」と感じる要素が異なる場合もあります。パーソナルカラーや光の当たり方、季節による肌の見え方など、さまざまな要因が色や質感の印象を左右します。
このため、「好きだから選ぶ」「似合うから選ぶ」のどちらも大切にしながら、バランスよく取り入れていくことがコスメ選びの楽しさを広げてくれます。
トレンドは“参考程度”でOK
コスメのトレンドは毎年変化しますが、無理にすべて取り入れる必要はありません。雑誌やSNSで見かける人気アイテムや色味は、あくまで参考程度にし、自分が心地よく使えるかどうかを優先することで、長く愛用できるものが見つかりやすくなります。
実際に試してみて「なんとなく違う」と感じる場合は、無理に合わせるよりも、自分の軸を優先したほうがメイクが自然に馴染みやすくなります。
迷ったときは「使用シーン」を想像する
コスメ選びに迷ったときは、そのアイテムをどんな場面で使うかを想像してみると選びやすくなります。普段使いなのか、特別な日のためなのか、職場向けなのか、休日メイクなのかによって選ぶべき色や質感が変わることがあります。
使用シーンをイメージしながら選ぶと、「使わずにしまってしまう」という状況も減り、コスメをより楽しめるようになります。
まずは“基本のアイテム”から揃える
コスメをこれから揃えたい場合や、メイクを見直したいときは、ベースメイク・ポイントメイク・リップの基本的なアイテムから始めるのがおすすめです。一つひとつ丁寧に選ぶことで、自分の好みや使いやすさが見えてきます。
基本が揃ってから、季節の色や限定アイテムを取り入れていくと、無理なく自然にコスメを楽しむ幅が広がります。
ベースメイクを心地よく仕上げるためのポイント
ベースメイクは、メイク全体の印象を左右する重要なステップです。とはいえ、「厚塗りになる」「うまく馴染まない」と感じることもあるかもしれません。ここでは、アイテムの特徴を理解しながら、自分に合った仕上がりを見つけるためのポイントを紹介します。
下地は“仕上がりの方向性”を決めるアイテム
化粧下地は、肌の質感を整えたり、ファンデーションののりを良くしたりするサポート役です。ツヤ、マット、ナチュラルなど仕上がりの種類が多いため、自分の好みに合わせて選びやすいアイテムです。
たとえば、ツヤ感を出したいときはみずみずしい質感のもの、さらっとした仕上がりにしたいときは軽めのテクスチャーを選ぶと、作りたい印象に寄せやすくなります。
ファンデーションは「カバー」より「バランス」で選ぶ
ファンデーションを選ぶ際、「しっかり隠す」ことを重視しすぎると厚塗りに見えてしまうことがあります。大切なのは、肌のトーンを整えつつ、気になる部分だけをポイントで補うというバランスです。
リキッド、クッション、パウダーなど種類によってつき方が異なるため、自分の普段の生活スタイルや仕上がりの好みに合わせて選ぶと自然に馴染みます。
コンシーラーは「必要な場所に少量」が基本
コンシーラーを使うときは、広範囲に塗るのではなく、気になる部分に少量だけのせるのがポイントです。指先で軽く叩き込むようになじませると、ファンデーションとなめらかに繋がりやすくなります。
色選びで迷う場合は、ファンデーションより少しだけ明るい色を目元に、自然な影を整えたい部分にはやや落ち着いた色味を使うなど、用途に応じて使い分けても良いでしょう。
仕上げのパウダーは質感の調整役
フェイスパウダーは、メイクの仕上がりを整えたり、必要に応じてメイクのもちをサポートしてくれるアイテムです。ふんわりマットにしたいときは粉っぽさを避けながら軽くつけ、ツヤを残したいときはTゾーンなど部分的にのせるだけでも十分です。
メイク直しの際も、全体に重ねるのではなく、気になる部分だけ押さえるように少量をのせると自然な仕上がりを保ちやすくなります。
ポイントメイクをもっと楽しむためのコスメ選び
ポイントメイクは、メイクの印象を大きく変える要素であり、自分らしさを表現しやすい部分です。色や質感の違いが分かるようになると、メイクがより楽しく感じられるようになります。ここでは、アイシャドウ・チーク・リップを中心に、選ぶ際の視点を紹介します。
アイシャドウは「色の組み合わせ」を楽しむ
アイシャドウは多色パレットから単色タイプまで幅広い種類があります。迷ったときは、まず使いやすいブラウンやベージュなどのベースカラーを中心に選ぶと、失敗しにくく毎日使いやすいです。
華やかさをプラスしたいときは、アクセントになるカラーを少しだけ目尻や下まぶたに足すことで、派手になりすぎず雰囲気を変えることができます。質感もマット、パール、ラメなどがありますが、用途に応じて使い分けると楽しさが広がります。
チークは“血色感”をイメージして選ぶ
チークは顔の印象をやわらかく見せる効果があり、ひとつ取り入れるだけで雰囲気が変わります。ピンク、コーラル、ベージュなど定番のカラーが多く、自分の肌のトーンや普段のメイクに合わせて選ぶと自然に馴染みます。
濃くつきすぎるときは、ブラシの余分な粉を軽く落としてから頬にのせると調整しやすくなります。クリームタイプはツヤっぽい仕上がり、パウダータイプはふんわりとした仕上がりを楽しめるのが特徴です。
リップは「気分に合わせて使い分ける」楽しさがある
リップはメイクアイテムの中でも気軽に雰囲気を変えられるアイテムです。ナチュラルに見せたい日はシアーな色を、しっかりと印象を作りたい日は発色の良いタイプを選ぶなど、使い分けがしやすいのが魅力です。
色選びに迷う場合は、普段よく着る服の色や、季節の雰囲気に合わせて選ぶと統一感が出やすくなります。また、保湿感や質感の違いもあるため、自分の唇の状態や好みの使用感に合わせて選ぶと、より快適に使えます。
コスメを長く楽しむための保存と取り扱い
コスメは衛生的に使うことも大切です。使用後はしっかりとフタを閉める、筆やスポンジを定期的に洗うなど、小さな習慣を取り入れるだけで気持ちよく使い続けられます。
また、直射日光の当たる場所や高温になりやすい場所は避けて保存することで、色や質感を長く保ちやすくなります。定期的に持ち物を見直し、使っていないものを整理すると新しいコスメを気軽に迎えやすくなるのもメリットです。
自分のペースでコスメを楽しむことが一番大切
コスメは「こう使わなければいけない」という決まりはありません。好きなものを選び、心地よく使えることが何よりも大切です。周囲の意見やトレンドを参考にしつつも、自分の好みや生活スタイルを軸に選ぶと、メイクがもっと楽しくなります。
本記事で紹介したポイントを参考に、自分に合ったアイテムを見つけながら、メイクの時間をより充実したものにしてみてください。日々の気分を少し上げてくれるコスメは、生活に彩りを添えてくれる心強い存在です。

